家の壁 塗り替え 悪質業者

外壁塗装の相場っていくら?

低価格の標語

たとえば、日常の買い物で、近所のAというスーパーで100円で売っているものが、同じく近所のBというスーパーでは120円、ちょっと離れたCというスーパーでは98円で売っているとすれば、Aで100円で買うか、ちょっと足を延ばして、つまり労力をかけてCで98円で買うか、自分で判断することは難しくないと思います。

 

でも、これまでまったく経験のない家の外壁の塗り替えとなると、判断基準がないので適正価格がわからない・・・
それどころか、適正価格を知りたいから、複数の会社から見積りを取ってみたものの、ますます悩みが大きくなるなんてこともあるかもしれません。
なぜかというと、マイホームの塗り替えという同じ工事の見積もりなのに、同じ価格が記されている見積書が1枚もないからです。

 

同じ作業をするはずなのに、価格がまったく違うなんて、どういうことなのか?不安に感じるのも無理はありません。
なんとなく、あまりに高額だと騙されているのでは?という気がする一方で、あまりに安価だと手抜きをされるのでは?とも考えてしまうでしょう。

 

それではいったい、外壁の塗り替えはいくらが相場なのか?

 

業者に問いただしてみると、多くの場合営業マンから、「他社とは工程が違います」とか「使う塗料が違います」、あるいは「アフターフォローが違います」などという答えが返ってきます。
どれも間違った答えではないかもしれませんが、だからといって納得もできませんよね。

 

私がヌリカエを利用したときに担当者さんに教わったこととして、基本的に、丁寧な仕事を心がけている会社の仕事では、作業工程が減ることはないそうです。
逆に言うと、見せかけ上安くするためには、工程を1手間2手間省いて人件費を削るのが1番有効なんですね。
冷静に考えれば、これは外壁塗装に限った話ではなく、どんな業種であれ共通したことでしょう。

 

それから、塗料が違うという件ですが、塗料には製品によってランクがあるので、ランクが違えばもちろん価格が違うそうです。
ただ、メーカーが違っても同等の塗料の金額に大幅な価格差があることはありません。
つまり、安くて品質のいい塗料というのはなかなかないということです。

 

そして、最後にアフターフォローの違いについてですが、これについても、たとえば、施工後も1年に一度、点検に来てくれるのか。それとも定期的な点検はないものの、なにかトラブルが発生したときだけは駆けつけてくれるのか、はたまた、竣工後はほとんどノータッチなのか、そのサービス内容は、各社さまざまでしょう。
つまり、各社が独自に設定したサービス基準を並べてみたところで、単純比較はできないとのことでした。

 

以上のことから私が学んだことは、実は外壁塗装工事に明快な判断基準などないということです。
なにが言いたいのかというと、見積書を並べてみたところで、金額の大小比較だけをしても本当のコストパフォーマンスは判断できないということです。

 

ただし、私の聞いた業界の裏話では、やはり、この業界には悪い業者も少なからずいるそうです。
そういった業者は、営業時に得た情報を元に、「この人はお金に余裕がありそうだ」とか、「この家は、子供が大学受験だって言っているから、お金にあまり余裕がない」などと、顧客の懐具合を見透かして、工事価格を吹っ掛けたりするそうなので、見積書の吟味は欠かせません。

 

そうなると結局、最初から安心が保証された複数の業者さんに、それぞれ明確な根拠をもって見積もりしてもらい、その中から自分なりの判断基準で施工会社を選ぶのが、家の塗り替えで騙されたり失敗することを防ぐ唯一の方法ということになります。

 

そしてそのために、わたしは自分の経験から、ヌリカエのような、第三者的な一括見積もりサイトを利用することをオススメします。

 

外壁塗装の手抜き工事はこうしておこる

 

しつこく怪しい営業マン

胡散臭い契約風景

たとえ見積書の金額が少しばかり安くなったとしても契約が取れれば満足、どんなことをしてもいいので契約を1件でも多く仕事を取りたい・・・そんな風に、契約を取って実績を積みたいと思うのは、営業マンならば自然に考えることです。
これは、外壁塗装の業界でなくても、営業部署に所属しているサラリーマンは、より多くの契約を取ることで仕事のレべルが判断されたり、給料がアップします。
だから彼らは、契約を取るために、よい意味でも悪い意味でも必死です。

 

そして、決して安くはないお金が動く外壁の塗り替え工事数が限られている中、同業者同士で熾烈な獲得競争をするわけですから、しつこくて怪しい(?)営業マンが多いのです。

 

ここで、一つ認識しておくべきポイントがあります。
仮に、営業マンと打ち合わせして仕事を依頼した、つまり契約したとしても、実際に塗り替え工事を行うのは職人さんだということです。
特に、大手の業者であれば100%、営業マンと実際に作業をする人は違うはずです。
これは、ハウスメーカーなどにも共通しています。

 

前述した通り、営業マンの仕事は契約を取ることです。
逆に言うと、営業マンがよい人で、打ち合わせで施主の家のためにいろいろ考えてくれたとしても、施工する職人さんの意識が低ければ、当初の話はあまり意味がなくなってしまうこともあり得るわけです。

 

本当は、一番に家の塗り替えについて相談しなければいけない相手は、実際に作業を進める職人さんのはずです。
それなのに、実際には作業をしない営業マンに相談しているという現実は、なんだかズレを感じずにはいられません。
そのズレは、100%自社の職人さんが施工してくれる業者を選ぶことで解消できます。

 

もちろん、下請けさんを使っていても、しっかりした仕事をする業者さんもたくさんあると思いますが、結果の良し悪しは工事が終わるまでわからないので、あえてリスクを犯す必要はないと思います。

 

それに、営業と施工を分離しているとなれば当然、営業マンの給料分が経費に乗ってくるのでは?
それだけで、払う側からしてみれば、実際に必要な職人さんの人件費や材料費ではない、工事には関係のないお金まで経費として含まれてしまっていることになります。

 

それに、1つの工事に、営業マンと職人という立場の人間が関わっていることで、「営業の人は、〇〇といっていたのに、職人さんは違うことをいっている。騙されたんじゃないの?」という風に、施主が不信感を募らせてしまうケースもあります。
営業マンと職人、担当者が変わることで意思の疎通がはかれずに、騙すつもりがなくても施主にとっては騙されたと同様に嫌な結果になってしまうわけです。
本来は、工事中でも、どんな些細なことも話し合うことが理想ですし、話し合いによって誤解が解けることもままありますので、コミュニケーションを忘れないようにしましょう。
あと、訪問営業(訪問販売)の外壁塗装会社は、ほとんどが手抜き、金額などあらゆる面で怪しい業者だというのが、業界の定説だそうですので、絶対に引っかからないように注意してください。

 

手抜き業者の正体

その一方で、本当に俗にいう手抜き業者に、運悪く当たってしまうケースも考えられます。
私が聞いた範囲でも、

 

  • 本来の3回塗りを2回しか塗らない
  • 塗料をシンナーで規定量以上に薄めて使う
  • 契約した仕様を無断で変更する
  • 見えない所は塗らない
  • 安い金額で契約しておいて、あとから追加工事として請求する
  • 契約のときは耳障りのよいことを並べておいて、竣工したら放ったらかし

 

などの手抜きがあるそうです。
なぜ、そのような業者がいるのかヌリカエの担当者さんに質問したところ、塗装会社を営業するにあたっての資格というものはなく、塗装業者に対する規格も不明瞭なのだそうです。
※公共工事を受注するためには資格が必要です。
なので、それこそほかで仕事に失敗した人が、明日の食いぶちを得るためにとか、手っ取り早く商売を始めようとか、そんな理由で塗装業界に参入してくることもあり、そうなると、どうしても施主のためではなく自分のためってことになってしまいますよね。

 

それから、悪徳と呼ばれる業者の中には、受注金額の1/3程度の価格で下請けに仕事をさせるところもあるといいますから、そうなると下請した業者は、人件費はおろか材料などの経費すら賄えないことになり、仮に普段どんなに真面目に仕事に取り組んでいる人であっても、少しでも材料を節約して早く終わらせようとするでしょう。
その結果、しわ寄せはすべて施主に来てしまうのです。

 

さらに、ほとんどの場合、施主側に工事の知識がないため、工事途中や完了後もうるさいこと・細かいことを言われないから・・・と、つい魔がさしてしまう業者もいるようです

 

もちろん、契約した業者さんが適正な利益を取ることは当然ですが、施主が複数社から見積りを取得し、その中から一番安いところにお願いしたのだから、少々の手抜きは仕方がない、などということは絶対にあってはいけないことです。

 

最初にお伝えしたように、単なる誤解、あるいは単に腕のいい職人さんに当たらなかったということも考えられますが、どちらにしても、あいまいな判断基準で家の外壁の塗り替えを考えてはいけません。

 

騙された・手抜きされたと感じることなく塗り替えを成功させるためには、やはり自分自身が塗り替えに対する知識を少しで学び、かつ、ヌリカエのような第三者的なサイトを利用して業者さんを選別することがとても重要だと思います。