外壁塗装 耐久性

外壁塗装の耐久性

 

先生のイラスト

外壁塗装をするに場合は一括見積もりサイトなどの専門的なサービスを利用するのが、合理的かつ安心なほうほうです。
もちろん我が家の外壁塗装でも、一括見積もりサイトを利用して、満足な結果を得ることができました。
→我が家の外壁塗装体験記はこちら

 

こういったサービスは、工事にどの程度の費用がかかるのかを事前に把握でき、誰でも安心な業者とめぐり合うことができるるサービスですから、初めての場合は絶対に利用したほうが得策です。

 

ただ、一括見積もりサービスを利用する際に、知っておくべきことがあります。
一括見積もりサービスから複数の業者の見積もりを取得すると、当然見積もりの内容(金額、項目等)を比較することになりますが、実は見積金額は使用する塗料に応じて値段が決まることになります。

 

外壁塗装用の塗料には、さまざまな種類のものがあります。
塗料を構成する成分には、色々な化学物質が用いられており、その成分や配合によって塗料の品質や性能、金額に幅が生じ、一般的には機能性の高いもの耐久性の高いものほど、値段も高くなる傾向にあります。

 

そして、値段が安い塗料の場合、値段の高い塗料と比較すると経年劣化が早くなる傾向にあるようです。
なので、仮に値段が高い塗料を使用したとしても、経年劣化を大幅に遅らせることができれば結果的にはお得になるという考え方もできるわけです。

 

ということは、見積もり比較については、単純に額面の高い・安いだけで決めてはいけないということ!
塗料の価格は、耐久性はもちろん、遮熱性能や防汚性能などの機能性によっても差が生じることを覚えておきましょう。

 

具体的には、一般的な外壁用塗料として、フッ素系塗料やシリコン系塗料、アクリル系塗料などがありますが、予算などに合わせて選ぶことになります。
とはいっても、私たちには外壁塗装の塗料についての知識はほとんどないのが実情です。

 

そんなときには、使用材料について施工業者からよく説明を受けることが大切です。

 

現実には、家の立地条件によって、外壁塗装の経年劣化のスピードは違います。
たとえば、海に近い場所では、外壁や屋根は常に潮風の影響を受け、経年劣化が早くなります。
さらには、潮風(塩分)は、金属部を錆びさせるなど鉄部や木部、さらにはコンクリート部の劣化にも影響を及ぼします。
あるいは、湿気が多くて雨が降りやすい地域でも、外壁塗装の耐久性は影響を受けるでしょう。

 

実際に見積もりした業者に、どのような理由でその材料を選んだのか説明を受けることで、業者の考え方や取り組み方の一片を見ることもできるはずです。
見積もりの金額だけでなく、これらの問題を考慮したうえで、あえて高額な塗料を計上したとすれば、、一概に高い見積もりとは言えないという事もできます。

 

我が家が利用したヌリカエなら、見積もり金額だけでなく塗料や工法など、見積もりの内容まで直接相談できるので、スゴく安心だと思います。
業者を決定したあとの契約手続きのアドバイスはもちろん、他社への断りも代行してくれるので、心理的な負担もほとんど感じませんでした。

 

塗り替えで耐久性を高める重要な作業

 

実は、家の外壁の耐久性を左右するのは、塗料のグレードだけではありません。
下地の処理如何で、塗装のもちに大きな違いが生じる可能性があるのです。

 

外壁や屋根の塗替え工事をする際には、下地処理としてまず高圧洗浄を行います。
これから新しい塗装を施す面の汚れを落として、塗料の密着性を高めるわけです。

 

高圧洗浄の状況

実際の作業では、屋根面から壁へと、今まで蓄積されてきた汚れ、コケ、カビ、劣化した塗料の粉をきれいに落とすように高圧の水を噴射して、一気に、徹底的に汚れを落としていきます。
高圧洗浄機の圧力は、約150kg/cuだそうです。
私は正直、数字を聞いてもピンときませんでしたが、コイン洗車場の洗浄機が約80kg/cuなので、あれよりもかなり強い感じだと想像すればよいと思います。

 

ちなみに、以前(約30年くらい前まで)は、外壁の塗装工事ではこの高圧洗浄をしていなかったそうです。
これは別に手抜きということではなく、ただ単にいい洗浄機がなかったからという理由で、当時はブラシなどを使って手作業で汚れを落とし、少し残った汚れは浸透性のある下塗り剤で固めていたらしいです。
今でも高圧洗浄は必要ないという、昔ながらの職人さんもいるそうですが、せっかく優秀な洗浄機があるのですから、必ず工程に加えてもらいましょう。

 

それから、高圧洗浄にはもう一つ、大切な意味があります。
それは、高圧洗浄中には、壁面や屋根面などのどこがどう傷んでいるかを、職人さんが直接自身の目で確かめながら作業をすすめるということ。
これによって、補修すべき箇所や方法が明確になるわけです。

 

高圧洗浄には一般の高圧洗浄と、さらに奥の汚れまで落とすことができる高圧トルネード洗浄というものがあり、我が家の場合は、壁面は通常の高圧洗浄、屋根面は高圧トルネード洗浄で行いました。
高圧トルネード洗浄では、屋根材の凹凸の奥にこびりついた古い塗膜やコケ・ヌメリを、通常の高圧洗浄よりも勢いのある水を噴射して落とすことができるそうです。

 

ここで一つ、知っておくべきポイントとして、一般的には高圧洗浄その他工事に関する水道代、電気代は家主負担だということです。
我が家の場合は、見積書に「水道・電気提供願います」と謳ってあったので違和感を感じることはありませんでしたが、あとあとシコリが残らないように事前にしっかり確認しておきましょう。

 

ケレンの重要性

高圧洗浄の前にケレンを行います。
「ケレン」・・・耳慣れないかもしれませんが、塗装工事においてケレンとは、雨戸やトタンなどの金属面の荒れた塗装面を滑らかにして、塗装をするのにふさわしい状態にする作業です。
具体的には、皮すきやワイヤブラシ、ヤスリなどを用いて、サビや古い塗膜などを取り除きます。

 

ケレン作業風景

単純な作業ですが、この工程いかんで、結果、同じ材料を使っても、見た目の美しさ・ツヤ・耐久性に大きな差が出るそうです。
実際に、ケレンをしっかりするかしないかで、どのくらいの差が出るのかというと、仮に10年間もつ塗料であっても、早ければ2〜3年後には剥がれが生じてしまうくらい差が出るといいますから、すごい差ですよね。
ただ、とても手間がかかる作業なので、省略したがる業者さんが多いのも事実。
ですから、材料や値段のことだけではなく、施主の要望通りの仕事を、面倒な工程までしっかりと手間をかけてくれる業者を見極めることが大切なのです。

 

一見地味な作業ですが、こういった作業にも美しく仕上げるポイントが隠されています。

目的は雨水の浸入を防ぐこと

 

外壁を塗り替えるということ、それはもちろん「マイホームの化粧直し」なのですが、もっとも重要な目的は、雨水の浸入を防ぎ、紫外線から建材を守って、家を長持ちさせることです。
そういったことを考えると、外壁塗装のときに経年で生じた壁・屋根のひび割れや荒れた目地を補修することは、塗装よりも重要な項目だということができるかもしれません。

 

劣化したシーリングの画像

特に、外壁にサイディングボードなどの外装材を使用している場合は、板と板の継ぎ目(目地)部分の補修を必ず行う必要があります。

 

目地部分に塗りこまれているシーリング材(コーキング材とも呼ばれています)は、防水材としての性能はもちろん、建物が揺れたときにはクッション代わりになって、動きを緩和するという重要な役割りも果しています。
目地部分にひびが入ったり裂けたりしていると、そういった本来の役割を果せません。

 

そもそも、シーリング材には外装材ほどの耐久性がないので、目地部分については特に小まめに補修するべきなのですが、現実問題としてそれもなかなかできないため、外壁塗り替えのときに徹底的に補修を行います

 

注意したいのが、目地補修をしないで塗装してしまっても、よほど大きなひび割れでない限り、見た目は一旦塗料で埋まってしまうことです。
つまり、シーリングの補修をやったか・やらないか、見た目ではわからない可能性があるということ。
最初は、一見キレイな仕上がりに見えても、時間が経つと塗料が剥げて、元のひびが見えてきます。
これでは、せっかく予算をかけて塗り替えしても、防水面ではまったく意味がないものになってしまいます。

 

なので契約前に、必ず目地補修について確認することが大切です。

 

付け加えると、目地補修には、既存のシーリング材の上にそのまま新しいシーリング材を注入する「増し打ち」と、既存のシーリング材をすべて撤去してから新しいシーリング材を注入する「打ち替え」という2つのやり方がありますので、どちらの方法で補修するのかも確認しておきましょう。

 

屋根の耐久性を高める隙間

 

通常、外壁の塗り替え工事では、屋根の塗り替えも同時に行われます。
※我が家の場合も外壁と屋根の塗り替えを同時に行いました。→我が家の外壁塗装体験記はこちら

 

ここから先は、実際に業者さんから習ったことなんぼですが、屋根の塗り替えにも注意したいポイントがあります。
塗り替えが必要な屋根としては、鋼板屋根やカラーベスト屋根が代表的で、瓦屋根は塗り替えの必要がありません。

 

屋根の塗り替えで最もよく見かけるカラーべスト屋根とは、カラーベストと呼ばれるスレート製の薄い板状の屋根材を、屋根面全体に1枚1枚張り合わせてあり、重ねた継ぎ目から浸入した雨水を張り合わせの隙間から逃がす構造になっています。

 

元々のカラーベスト屋根は、1枚ずつ着色された状態の材料を屋根葺きしていますが、塗り替え工事では屋根面全体に塗料を塗布するため、重ね合わせの隙間が塗料によって塞がれてしまい、浸入した雨水を逃がすことができなくなってしまう可能性があるそうです。
そして、この状態を放っておくと、やがて屋根の下地が腐ってしまう恐れがあるので、塗装後に縁切り(えんぎりという工程があるのです。

 

縁切りとは、塗料によって塞がってしまった隙間を、道具を使って手作業で1枚1枚開けていくという、手間のかかる作業です。

 

縁切りの詳細画像

 

ただし、この縁切り作業には一つ欠点があります。
それは、塗り終わった部分をカットするので、塗装面が傷つく恐れがあることです。
そういったことも含めてなのか、はたまた面倒だからなのか、縁切りをやらない業者さんも非常に多いそうです。

タスペーサー挿入の画像

我が家の場合は、施工業者さんのすすめで、「タスぺーサー」という確実に隙間をつくるための部材を使用したので、隙間と傷の両方を簡単にクリアできました

 

もし、カラーベスト屋根の塗り替えを考えているならば、塗装業者さんに「縁切りはやってくれるんですか?」と聞いてみましょう。
もし、縁切りを知らない・やらない業者さんならば、発注することは避けた方がよいかもしれません。

 

我が家が利用した無料の一括見積りサービスヌリカエを使えば、1回の手続きで複数の業者の見積もりを手にすることができるため、労力を軽減できます。

 

何よりヌリカエに参加している業者さんは、登録時に厳しい審査を受けている優良業者のみなので、工事金額はもちろん、施工の技術に関しても資質・力量とも安心して任せることができると思います。
さらに、万が一、契約や工事に際してトラブルが発生しても、ヌリカエの担当者を通して交渉・解決できるので安心です。
しかも、インターネット上ですべての手続きを行うことができるため、時間がなくても簡単に利用できます。

 

また、見積もりの金額・内容のこと、材料のこと、契約手続きのことなど外壁塗装工事に関することなら何でも相談できて、第三者の目線で答えてくれるので、利用のメリットはとても大きいと思います。

 

加えて、ヌリカエで紹介された業者さんは必ず現地調査を行うので、顔を見ながら直接話すことができます。
見積金額だけでなく職人さんの人間性まで含めて業者選びができることが、工事を依頼する側にとって最大の安心につながるということは、言うまでもありません。